【江戸料理 櫻田】 江戸の食文化を、今に伝える店
「江戸時代の食文化を現代に甦らせたい」
そんなこだわりを持って、今も挑戦を続けているのが「江戸料理 櫻田」です。
店主のオヤジさんは、地元でも有名な仙人のような風貌。
暖簾をくぐると、そこは別世界です。時代を遡って、江戸時代の家を訪れたような、囲炉裏を中心にした独特の空間が広がっています。
この店の特徴は、囲炉裏を囲み、選び抜かれた食材を自分で炭火にかざして味わうスタイル。
美味しいのですが、面倒くさがりの私には、ちょっと苦手(笑)
焼き場を担当してくれる人がいる時には、接待などで何度か利用しました。
特に夜は雰囲気がいい。
昔の日本の食卓を楽しみたい人には、面白いお店だと思います。
そして、朝・昼・晩で食のテーマがはっきりしているのも、この店の魅力です。
朝は「江戸の朝メシ」
昼は「和牛すき焼き」
夜は「炭焼き料理」
それぞれに特徴があり、江戸の食文化を楽しめることから、インバウンドのお客さまにも好評のようです。最近は店にも活気が戻ってきました。
今回は、商売が難しかったランチタイムの「和牛すき焼きランチ」を実食。
まず目に入ったのが、炊き立てのご飯。
天皇陛下献上の米ということで、炊き上がる様子を眺めながら、おしゃべりに夢中になっていると……。
あっという間にご飯が炊き上がり、和牛すき焼きが運ばれてきました。
食器にもこだわりが感じられ、料理だけでなく、器や空間まで含めて「江戸料理」を楽しませてくれます。
すき焼きそのものは、奇をてらったものではなく、どこか懐かしい普通のすき焼き。
でも、和牛は肉厚で食べ応え十分。
炊き立てのご飯との相性も抜群です。
気がつけば、二人でご飯を完食。これで2,000円。
江戸の昔を感じる空間で、出来立てのご飯と和牛すき焼きを味わう。
美味しいものを食べて、楽しい時間を過ごすと、自然に笑顔になりますね。
これも浅草の「小さな良かった」です。

